『柳家三三・桂吉弥ふたり会』

『柳家三三・桂吉弥ふたり会』

 
柳家三三桂吉弥ふたり会』に行く。
 
二日連続開催の『柳家三三桂吉弥ふたり会』、本日もお邪魔する。
 
本日も繁昌亭は盛況。
 
前座は弥生さん。
演目は「煮売屋」。
張扇と小拍子で調子を整えながら。
 
吉弥さんの一席目。
吉弥さんも張扇と小拍子を使い、サッカーのワールドカップの話題を講釈のように話す。
普通に落語をしている場合ではないと、新作の落語を。
高校のサッカー部を舞台に、選手の面々も先生もどこかで聞いたようなお名前。
時事性の高いネタ。
 
三三さんの一席目。
あんな噺の後、どうすればいいのかと軽くぼやく。
演目は「お化け長屋」。
弥生さんの事や吉弥さんの噺のフレーズを引いたり東京の噺家さんに言及したり、かなり遊んで高座を努める。
 
三三さんの二席目は「芋俵」。
泥棒の兄貴分と弟分の会話が楽しい。
賢いようで、案外抜けている兄貴分も良いキャラクター。
 
吉弥さんの二席目は「どうらんの幸助」。
そういったことには疎くても一本気な幸助さんの、気持ちの変化の様子が面白い。
 

  • 桂弥生        「煮売屋」
  • 桂吉弥        「蹴球W杯 決戦前夜」
  • 柳家三三       「お化け長屋」
  • 柳家三三       「芋俵」
  • 桂吉弥        「どうらんの幸助」