『雀の学校 〜桂枝雀一門若手落語会〜』

『第23回 雀の学校 〜桂枝雀一門若手落

 
『第23回 雀の学校 〜桂枝雀一門若手落語会〜』に行く。
 
太融寺へ。
 
紅雀さんは「孝行糖」。
まくらは本日のお昼間の出来事。
洗濯を済ませ、お昼寝をしていた紅雀さん。
夢うつつの紅雀さんを呼ぶ声がする。
その声に目が覚めると、雨が降ってきたので干した物を取り込むようにと、ご近所の方が親切に声を掛けてくださっていたのだとか。
 
雀太さんは「色事根問」。
貯めたお金の高の少なさが可笑しい。
 
まん我さんは「青菜」。
高座に上がったまん我さん、懐から封筒を取り出す。
前回の『雀の学校』で「寿限無」をかけたのだけれど、お客さんから色々と指摘する手紙をいただいたのだそう。
子供の"名前"が違うのだとか。
その事をよく言われるので、この場で説明。
型の違いで、正しいとか間違いでは無いと。
 
仲入りを挟んで南光さん。
演目は「小言幸兵衛」。
どんどんエスカレートしていく、家主さんの妄想が楽しい。
『雀の学校』に呼ばれるゲストは、後で若手の高座のアドバイスをする習わしがあるので、色々と大変であると南光さん。
 
雀五郎さんがトリ。
演目は「質屋蔵」。
雀五郎さんなりの解釈が良い。
 

  • 桂紅雀        「孝行糖」
  • 桂雀太        「色事根問」
  • 桂まん我       「青菜」
  • 桂南光        「小言幸兵衛」
  • 桂雀五郎       「質屋蔵」