着信アリ2』を観る。
 
酷い。酷すぎる。出鱈目にも程がある。
なんで、そうなるの? どうして、そんな展開になるの? 時差はどうなっているんだ?
ええ、さっきと違うではないか! どこからその話が出てきたんだ?
とか、連発である。
一作目もいい加減であった。
二作目はそれに輪をかけてダメ映画だった。
 
ホラーにもその世界を構築するための文法がある筈である。
ただ、その場その場が恐ければ良いというものではない。
例えるなら、カレーをただ「辛い物」と半解し、肉やジャガイモにタマネギとニンジンを唐辛子で煮込んだ感じである。出来上がった料理はカレーからは程遠い代物にしか成らないだろう。
 
『リング』からのイタダキ、『エルム街の悪夢』のパクリ。これも情けない。
 
こんなもの、クズ映画でしかない。