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『第七回 笑福亭松喬一門会』に行く。
松喬師匠と右喬さんの漫才は、松鶴家光晴・浮世亭夢若さんのネタ「社長哲学」を短くしたものだった。
オープン落語「軽業」は、普段表に出ない鳴り物を舞台でおこなう試み。
はめものを表で演者と同じ並びで見せるのを主題としているので、「軽業」の前半部、見せ物小屋もぎ取りの件は省いて後半の軽業の部分が演じられた。
くすぐりは前半部に集中しているので、笑いは少ない。
笛を担当されたのは喬若さん。
篠笛と能管の使い分けがよくわかる。
喬若さんの「甚兵衛」、前半までであった。その方がよいだろう。
後半は違う雰囲気の場でないとまず受けないだろうから。
- 笑福亭風喬 「兵庫船」
- 笑福亭喬若 「甚兵衛」
- 笑福亭喬楽 「宗論」
- 笑福亭遊喬 「堪忍袋」
- 笑福亭松喬・右喬 漫才
- 笑福亭右喬 「看板の一」
- 笑福亭三喬 「墓供養」
- 笑福亭松喬 「持参金」
- 笑福亭生喬 「軽業」
三味線 花登益子
鳴り物 喬楽・喬若・風喬