『1.0』を観る。
 
総じての感想は「何かが足りない」作品。
エンドロールの音楽が終わっても、クレジットが残っていたのがそれを象徴しているようだ。
 
色調・カメラワーク・美術・音響・台詞回し、全てにおいて冒頭から不安感を煽ることに徹底している。
しかしながら、クライマックスへの収斂が成功しているかというと疑問である。