笑福亭三喬トリノ五人」の会〜華麗なる表情の戦い〜』に行く。
 
三喬さんが第60回文化庁芸術祭演芸部門芸術最優秀賞と第34回上方お笑い大賞優秀技能賞を受賞した記念の落語会だ。
立ち見が出るほどの盛況であった。
 
会のタイトルは冬季オリンピックに因んだもの。
 
運営側の仕切りにもう少々気遣いがあればと思う。
 
列が二つ出来ていた。
前売り券を持っている人はA列(仮称)。
電話予約をした人は窓口でチケットを購入した後A列(仮称)へ並ぶ。
当日券を求める人はB列(仮称)に並び、チケットは時間差で発売。
少々ややこしいのだが、誘導が充分で無かったように思う。
その部分が残念であった。
 
喬介さんは、これが五回目の舞台であるらしい。
口調はほぼ三喬さんのそれである。
自分の色が出てくるまでもう少しかかるだろうか。
これからに期待しよう。
 
松喬さんの「親子酒」に出てきたさのさを、英華さんが一部分披露。
楽しい趣向だ。
 
三喬さんの「崇徳院」、若旦那の恋焦がれのセリフのはぐらかし部分が面白い。