すてんしょ亭の提灯

 
『駅寄席〜すてんしょ亭〜』に行く。
 
吉弥さんはサザンオールスターズがお好きだそうだ。
サザンの『真夏の果実』の歌詞の中に「四六時中も好きと言って」という一説がある。
「四六時中」とは一日中の意である。
「時うどん」には昔の時刻が出てくる。
九つから四つ、また九つにもどって四つまで。
これで一日となる。
九つから四つまでの六つの時刻が二つで、二×六。
その昔は二六時中という言い回しで、一日中の意であった。
それが二十四時間制になったので四×六の「四六時中」と言葉が変わったそうな。
でもそれなら二×十二の「二十二時中」が本来ではないのかと思う。
言いにくいからでしょうかね、やっぱり。
 
久しぶりの『駅寄席』である。
大変リーズナブルな値段で二席の落語を聴く事が出来る。
大阪駅構内という便利な場所。
今後も定期的に開かれてほしい。
 
吉弥さんも都んぼさんも熱演であった。
特に都んぼさんは、落語の登場人物の台詞に自分自身の事を織り交ぜて演じておられた。