昨夜遅く、涙や鼻水が出て困った。
クシャミも続く。
 
とうとう来たかと思った。
花粉症になったかと思った。
 
譬え話で聞いたことがある。
バケツに水を入れていくと、ある時から溢れ出す。
花粉症もそれと同じように発症するのだと。
誰もが起こりえる。
ただ、バケツの大きさや水の入り方が多少違うだけと。
 
そんな風な話を聞き覚えていたので、とうとう自分にもそんな時期が来たのだと思った。
 
出かける予定があったので、普段の日曜日より早めに起きた。
どうも咽が痛む。
風邪のようだった。
昨晩の変調は風邪の初期症状であったようだ。
仕方がないので、薬を呑んで寝る事にする。
自ら禁足とし、予定を取りやめにする。
残念。
花粉症でなかったのは一安心ではある。
 
体はそれほどつらくないので、本を読む事にする。
 
笑福亭松枝さんの『当世落語家事情』を再読。
(松枝さんの本を読むあたり、出かけるのに未練があるようで・・・)
 
9年程前の本であるので、落語界に変化を感じる。
物故者も多いなと、思う。
文枝師匠が亡くなってから一年であるし。
 
本を読み終わりラジオを聴く。
 
笑福亭たまさんの出演されているOBCのラジオ番組『高野恭壽の日曜たま手箱』を聴く。
株には興味ないのだけれど、普段から結構聴いている。
同じ時間帯にMBSでは『MBS日曜玉手箱』が放送されている。
なんかタイトルが被っているなぁ。
 
深夜になって快復。
寝れば治るというのは、我ながら有り難い。