中華

 
『月亭八天芸暦20周年記念10日間連続ライブ〜ALL THAT HATTEN〜四日目』に行く。
 
たまさんの「くっしゃみ講釈」、様々な工夫が感じられる。
「八百屋で・胡椒を・二銭ガン」が覚えられない相手に、段々怒りのゲージがあがっていく様子を何段階かの変化で表す表情の趣向が特に面白い。
熱演の結果、見台や緋毛氈までズルズルであった。
 
同じ演目であっても、演者によって登場人物の印象が変わるものだ。
雀喜さんの「鬼の面」の親旦那さんは年齢が若くて、普段からお調子者の気があるように感じられる。
八天さんの「鬼の面」の親旦那さんはもう少し年齢が上で、滅多に燥がないタイプに思える。
 

  • 桂二乗     「牛ほめ」
  • 月亭八天   「野崎詣り」
  • 笑福亭たま  「くっしゃみ講釈」
  • 月亭八天   「鬼の面」