『第6回 玉造・猫間川寄席』に行く。
 
前回よりもさらにお客さんが増えている。
なにより。
 
歌々志さんは「米揚げ笊」
歌々志さんの大振りなアクションがスパイスとなって、笑えるツボがさらに笑いを増している。
 
こごろうさんはまくらで、住み込み時代の失敗談を披露。
「へっつい盗人」は、主人公の男のやけにハイテンションな様子が可笑しさをさそう。
 
文我さんの一席目は「市助酒」。
市助が次第に酔いを深めていく様子が秀逸。
見台や膝隠しの陰になって、殆どの観客からは見えない手の先まで気を配った所作が見事。
 
伯枝さんは「鴻池の犬」。
まくらから続く犬の吠え真似が面白可笑しい。
 
文我さんの二席目は「月宮殿星の都」。
「ようよう上がりました私が・・・」から始まる「東の旅」、その一節に「天へ昇りましては月宮殿は星の都」がある。
そんなこんなで外題は聴く事がある「月宮殿星の都」、本編を聴くのは久しぶりだ。
 

  • 桂歌々志    「米揚げ笊」
  • 桂こごろう   「へっつい盗人」
  • 桂文我     「市助酒」
  • 笑福亭伯枝  「鴻池の犬」
  • 桂文我     「月宮殿星の都」