『第1回 雀さんフェスタin精華〜いま雀三郎が面白い〜 千秋楽』に行く。
 
今日は落語五席。
 
雀太さんは「道具屋」。
さらっと演じられた。
 
雀三郎さんの一席目は「遊山船」。
振り袖の袂の遣り取りが可笑しい。
 
染二さんは「宗論」。
他の方の「宗論」との違いに聞き入る。
噺の中に出てくる恩徳讃を端折ったのは、テンポを重視してのことだろう。
というか、その部分に気づいたのは何人いるのだろうか。
 
雀三郎さんの二席目は「らくだ」。
アップテンポながらも破綻無く演じる。
 
仲入りを挟んでの三席目は「わいの悲劇」。
誇張された各キャラクターが独自の世界へ誘う。
若手のどなたか、この噺に挑戦して欲しい。
口調が古臭いというのは思い当たる点がないわけではない。
小学生のころから、物言いが今風でないと指摘された事が何度か。