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『天満天神繁昌亭 こけらおとし公演 三日目 第二回』に行く。
繁昌亭に行くのも二度目。
これからもご縁がありますように。
繁昌亭の前で、テレビのインタビューが行われていた。
関西テレビのようだ。
出入りの時間ごとに、何人ものお客さん方に取材されていた。
団姫さんは「商売根問」。
鳥尽くしでない型。
アジとサバで抜かり、ウグイスで失敗、で男が次に狙ったのは・・・。
団姫さんは、「ガタロ」でなく「河童」で演じた。
後でこれに意味があることがわかった。
七福さんは「粗忽長屋」。
上方では七福さんでしか聴いた事がないような気がする。
鶴二さんは「延陽伯」。
噺は良いのだけれど、繁昌亭のような高い舞台だと、前の方の席からは鶴二さんの姿勢の所為で見づらいのが難点か。
純瓶さんは「代書」。
当の代書屋さんがやや砕けた感じの人柄だ。
「代書」には「ガタロ」が出てくる。
団姫さんが言い換えたのは、このためだろう。
福笑さんは「宿屋ばばぁ」。
大変笑わせて貰う。
中入りを挟んで口上。
福笑師匠が言っておられた。
繁昌亭が出来たのはゴールではなくて、スタートなのだと。
小米朝さんは「替り目」。
なんか色々抜けていたような。
仕込んでないのにばらしがあったり・・・。
五郎兵衛さんは「浮世床」。
昔からの得意ネタ。
今日は(少なくとも今日のこの回には)火鉢は置かれていなかった。
昨日は枝三郎さんの舞台にだけ使われた。
どうも春団治師匠から不評があったようで。