『桂文我独演会』

 
桂文我独演会』に行く。
 
今回のテーマは「東へ西へ」。
上方の落語家が東京から移植された噺を演じ、東京からのゲストの噺家さんが上方由来のネタを話される。
 
平治さんの「親子酒」。
上方落語との違いは、親父さんの描写の方が長くてお酒は家で飲む事、三人暮らしは同じだけれど、上方落語の方は女性が息子の嫁であるのに対し、東京版は親父の妻である事。
 
文我さんの「妲妃のお百」は怪談噺。
上方噺には珍しい幽霊役が登場した。
幽霊を演じられたのは藤間龍玉さんであろうか。
となると、幽太とは呼ぶべきではないか。
 

  • 桂まん我    「寄合酒」
  • 桂つく枝     「堪忍袋」
  • 桂文我     「井戸の茶碗
  • 桂平治     「親子酒」
  • 桂文我     「妲妃のお百(峯吉殺し)」