『太融寺本坊オープニング落語会』

太融寺高座

 
太融寺本坊オープニング落語会』に行く。
 
新しく建立された、太融寺本坊での会。
かなりモダンになっている。
2階の会場は、間仕切りを変更して広さを変えられる。
小振りながらエレベーターも設置されている。
お手洗いの照明は、センサーで人が入ると自動的に明かりが点く。
なかなか。
 
最初はまん我さんの「寿限無」。
こういう席なので、お目出度い言葉が連なる噺を選ばれた。
 
文我さんの一席目は「千早ふる」。
これがネタおろしだそうだ。
文我さんがされたことのないというのも驚き。
 
三象さんは「アメリカ人が家にやってきた」。
まくらで、森元首相のネタを話される。
昨日の『TORII寄席』でも聞いたネタ。
この時期に続けて聞くとは思わなかった。
 
文我さんの二席目は「崇徳院」。
三席目は珍しい「昆布巻芝居」。
新しくなった本坊での初めての会と言うことで、太融寺に縁の深い、初代・桂文治の創作した噺を三席選ばれたとの事。
 
最後に抽選会が開かれた。
文我さんの手拭いや扇子、文我さんが著された本や雑誌、色紙などが供された。