『第65回 出没!ラクゴリラ』に行く。
これほど充実している若手の会があるだろうか。
喬介さんは「犬の目」。
人当たりの良い笑顔ゆえに、噺に潜む毒気が逆に効いている感がある。
つく枝さんは「狸さい」。
仔狸を助ける場面から始まる。
基本的に、底抜けに気の良い男。
噺の登場人物が皆、ふくよかそう。
生喬さんは「崇徳院」。
様々な工夫が愉しい。
花丸さんは「あくびの稽古」。
微笑流が進化している。
ちょっとしたどんでん返し部分が善い。
こごろうさんは「二番煎じ」。
結構濃いめの味付け。
- 笑福亭喬介 「犬の目」
- 桂つく枝 「狸さい」
- 笑福亭生喬 「崇徳院」
- 林家花丸 「あくびの稽古」
- 桂こごろう 「二番煎じ」