『TORII寄席』

 
『第151回 TORII寄席〜桂歌々志改め三代目桂歌之助襲名披露公演〜』に行く。
 
まず登場は吉の丞さん。
「時うどん」を汗をかきかきの熱演。
冬場のネタなので、汗をかいた事もギャグとして噺に織り込んで笑いをさそう。
 
次は由瓶さん。
歌之助さんと同じ年に入門の同期の代表として、出演。
半年差があるので、歌之助さんを兄ぃさんと呼んでいるとの事。
 
小米朝さんは「くっしゃみ講釈」。
まくらで披露した、米朝師匠が水虫の薬を目にさしたエピソードを、噺のなかに挟み込む。
 
本来は、この後ざこばさんの出番なのだが、テレビの収録が予定より長引いているので到着が遅れる。
先代が「災難を呼ぶ男」なら、当代は「遅刻を呼ぶ男」?
まぁ、たまたまだろうけれど。
 
小米朝さんの司会にて口上。
 
お次は朝太郎さんの手品。
手品の途中で、楽屋から鉦の鳴る音が聞こえる。
ざこばさんが到着した合図だ。
 
ざこばさんが登場。
時間が押していたので、落語はせず。
最近海外旅行された話、そして、先代の歌之助さんとの若かりし頃の交流の話など。
手短に話して舞台を下りた。
 
歌之助さんは「骨つり」。
以前聴いた時よりさらに良くなっている。
 

  • 桂吉の丞         「時うどん」
  • 笑福亭由瓶        「手水廻し」
  • 桂小米朝         「くっしゃみ講釈」
  • 小米朝 由瓶 歌之助  口上
  • 桂朝太郎         手品
  • 桂ざこば          四方山話
  • 桂歌之助         「骨つり」