『しゃべれども寄席』

千社札シール機

 
『しゃべれども寄席 〜江戸落語家vs上方はなし家〜』に行く。
 
映画『しゃべれども しゃべれども』の公開にちなんで開催された落語会。
会場は、カルチャーセンターの産経学園。
その中の、普段は茶室として使われている施設が落語会場となった。
劇中に取り上げられた噺に倣って、江戸落語版の「火焔太鼓」と、上方落語版の「饅頭こわい」が演目に。
 
前座役の笑丸さんは「時うどん」。
喜六も応対するうどん屋の親父もテンションが高い。
特に喜六の上擦った様子が妙な可笑しさを醸し出す。
 
馬石さんは「火焔太鼓」。
聴きやすい。
大名の家臣の若侍が気持ちの良い人物に感じられる。
 
八天さんは「饅頭こわい」。
若い者連中が様々なキャラクターで、親っさんもなかなか良い性格。
長尺だが充実している。
 
最後は対談。
扇子をマイクに見立てての、司会進行役は笑丸さん。
馬石さんと八天さんのお二人が、お客さんからの質問に答えた。
 
なんばパークス産経学園の敷地内には、書店も設けられている。
そこには千社札の自販機も置かれていた。
 

  • 林家笑丸        「時うどん」
  • 隅田川馬石       「火焔太鼓」
  • 月亭八天        「饅頭こわい」
  • 八天 馬石 笑丸     対談