『染二プラスONE』
『染二プラスONE 胸借ります1 第3回 雀松・染二ふたり会』に行く。
染二さんの会、今回のゲストは雀松さん。
これで繁昌亭で二日連続で雀松さんの噺を聴く。
珍しい感じだ。
お手伝いに、たまさんもおられたので、昨日とかなり共通点あり。
染二さんの一席目は「片棒」。
プログラムには演目の「片棒」の肩に【雀松十八番】と書かれてある。
「片棒」は雀松さんに教わったそうだ。
持ち前のパワフルさが独自の味を醸し出している。
雀松さんの一席目は「太鼓腹」。
太鼓持ちが可愛らしい。
染二さんの二席目は「質屋蔵」。
教わったのは吉朝さんからだそうだ。
味わいはやはり染二さんの色。
質屋の番頭さんと熊さんとの人物関係、他の方の型よりも番頭さんの立場が強い感じ。
中入り休憩の後、雀松さんと染二さんの対談。
「上方落語予報」と題されている。
気象予報士の資格をお持ちの雀松さんに因んでのものか。
お客さんから質問を募って、お二人がそれに答えた。
「次に予定のある襲名は誰?」*1とか「見台と膝隠しの寸法は?」*2などの質問が取り上げられた。
(お二人の回答は後に)
次は智之介さんのマジック。
智之介さんはスーツ姿で登場。
噺家さんの手品なので、コミカルな演出。
カードのマジックでSさんが指名され、舞台に上がられた。
雀松さんの二席目は「景清」。
「こぶ弁慶」と同工の終盤の展開は無い演出。