『NHK上方落語の会』

第267回上方落語の会

 
『第267回 NHK上方落語の会』に行く。
 
トップバッターの紅雀さんは「七度狐」。
あっさりとした感じだ。
ギャグの繰り返しがあまりない。
この後、19:30から『べにこご』があった紅雀さん。
無事、間に合ったであろうか。
紅雀さんが退場の際、設えてある台の角に脚をとられた。
 
つく枝さんは「狸さい」。
仔狸を助ける部分から始まる型。
天神さんではないオチ。
 
都丸さんは「鯛」。
赤い着物で登場。
都丸さんの味が出ていて良い。
 
三喬さんは「転宅」。
間の抜けた泥棒を演じさせたら第一人者といえる三喬さん。
(誉め言葉です)
本当に楽しい。
 
トリは三枝さんの「誕生日」。
登場人物が多いので、少々把握しにくいが、話が絞り込まれた辺りから楽しくなる。
三枝さんも退場の折、台に足を引っ掛けた。
 
会場のお客さんの会話を漏れ聞くと、全員の顔と名前を御存じではないようだ。
そんなものだろうか。
自分を基準にしてはいけないのね。