『そごう寄席』
『そごう寄席 〜落語をつくって30年小佐田定雄の世界〜』に行く。
小佐田先生の手による新作落語を特集した会。
まずは小佐田先生を囲んでの座談会。
どうして新作を手がけるようになったか、どのようにして作るのかなど、興味深い話を伺う。
つく枝さんは「食通夜」。
つく枝さんが、食べて食べて食べまくる。
噺の登場人物がつく枝さんにオーバーラップする。
雀松さんは「磐若寺の陰謀」。
徳の薄そうな住職にそぐわぬ神通力、ゆえに巻き起こる後半のドタバタ騒ぎの面白さ。
九雀さんは「めーるの飛脚」。
現代的な題材。
古典的に擬人化された、電子世界の住人が可笑しい。
ちなみに、今日29日お台場でポストペット10周年の記念イベントがあったらしい。
雀三郎さんは「わいの悲劇」。
きついキャラクターが登場したと思えば、さらにエスカレートする構成が笑いをさそう。
またどこかで、小佐田先生の作品特集を聴いてみたい。
最近高座にかからない、クラシックな作品も聴きたいものだ。