『たまクラブ』

 
『第2回 たまクラブ』に行く。
 
秘密裏(?)に開催される『たまクラブ』、前回とは会場を変えて、より広い場所にての二回目だ。
 
まずはたまさんから。
某常連さんが京都の会へ行っておられるとの報告。
会場で一笑い起きる。
これだけでも可笑しい、というかそれを楽しめる会場のお客さんが好きだ。
演目は「口入屋」。
こごろうさんの工夫「番頭です」を、承諾を得て更にアレンジ。
素晴らしい。
 
生寿さんは「花色木綿」。
盗人が物色する様子で、箪笥と行李の位置関係が在り在りとわかる。
 
たまさんの二席目は「住吉駕籠」。
思いついたばかりの演出を加える。
酔っぱらいの絡み方に工夫。
酩酊度が増している感じが更なる可笑しさを生んでいる。
酔っぱらいまでで終わり。
たまさんが演じた、この形のオチは三喬さんが考案したものだとか。
 
たまさんの三席目は「ぶりぶり」。
十分ほどと短いので、出来ればもう少し尺を伸ばしたいとの事。
上手い趣向が思いつかなければ、いっそのこと一から作り直すかもしれないそうだ。
ひょっとすると聞き納めかも?
 
たまさんのまくらで、噺の工夫に関する話題がでる。
色々深いなぁ。
 

  • 笑福亭たま     「口入屋」
  • 笑福亭生寿     「花色木綿」
  • 笑福亭たま     「住吉駕籠」
  • 笑福亭たま     「ぶりぶり」