『第2回雀三郎十八番』

打ち上げ

 
『第六次雀三郎みなみ亭 第2回雀三郎十八番 一日目』に行く。
 
連日六日間の落語会、初日。
東芝EMIによるDVDの収録があるらしい。
カメラが三台設置されていたし、マイクも何カ所にか据え付けられていた。
開場前に、雀太さんが高座で「子ほめ」の一節を演じている声が漏れ伝わってくる。
テストしていたのだろう。
高座に置かれたマイクもオーストリー製のものだ。
 
まずは雀太さんの「天狗さし」。
手の表情というか仕草が良い。
 
雀三郎さんの一席目は「神だのみ初恋編」。
この噺に登場するマドンナの名前って、その折々の流行が反映されているのだろうか。
 
福笑さんは「千早ふる」。
ちょっとだけ短めに演じる。
それでも大変可笑しい。
 
雀三郎さんの二席目は「愛宕山」。
土器を投げる度に囓る演出に、説得力が感じられる。
 
仲入りをはさんでの三席目は「饅頭怖い」。
怖いものの列挙場面が楽しい。