『新鋭上方落語会』

第2回 新鋭上方落語会

 
『第2回 新鋭上方落語会』に行く。
 
今日は梅田に。
 
つく枝さんは「祝のし」。
頼りないのに色んな人に助けてもらえる。
そんな親っさんの好かれる理由であろう人の良さが感じられる。
 
三喬さんは「ぜんざい公社」。
昼間のラジオ番組を聞いていると、郵政の民営化の話題が特集されていた。
そんな御時世をふまえ、民営化される前にぜんざい公社に行こう、とか、昨今の政治模様などの時事ネタを織り込んでの「ぜんざい公社」であった。
 
梅團治さんは「お玉牛」。
コミカル色がやや強めな演出。
まくらで、自分は日本一職務質問の経験の多い噺家であろうと言っておられた。
SLを撮りに行ったりする時に、自動車で寝泊まりするのが日常だとよく聞く。
さもありなん。
 
雀々さんは「鷺とり」。
熱演。
オチの台詞に意外性がある。
 
仲入りの後、鶴二さん。
吉朝さんに習ったという「七段目」。
良い感じかも。
 
仁智さんは「源太と兄貴」。
客席から「たっぷり」の声がかかる。
テンポの良い掛け合いが大変楽しい。
 

  • 桂つく枝       「祝のし」
  • 笑福亭三喬    「ぜんざい公社」
  • 桂梅團治      「お玉牛」
  • 桂雀々       「鷺とり」
  • 笑福亭鶴二    「七段目」
  • 笑福亭仁智    「源太と兄貴」