『船場上方噺の会』

第八回_船場上方噺の会

 
『第八回 船場上方噺の会』に行く。
 
ロビーの様子も楽しい会。
大阪樂団の演奏あり、橘右佐喜さんの寄席文字実演あり、食べ物や飲み物の販売あり。
ロビーに入場して不意な感じに驚く。
そこにはマスクマンが。
大阪プロレスの方々であった。
 
まずは文華さんの「近日息子」。
知ったかぶりでずれた言葉を使う男に対して、糺問の調子が次第に上がっていく件が大変可笑しい。
 
昇太さんは「権助魚」。
旦那に撒かれた権助の台詞が可愛らしく可笑しい。
 
染丸さんは「子は鎹」。
以前からまくらで仰有っておられた、折角指導に行っているのだから『ちりとてちん』に出して欲しい、という希望。
叶って出演が決まったそうだ。
「子は鎹」は、熊さんが一人で、寅ちゃんは母親と同居の型。
 
仲入りの後、松喬さんの「首提灯」。
上燗屋と酔っぱらいの掛け合いが楽しい。
 
春團治師匠は「皿屋敷」。
師匠が演じると、六兵衛さんが厭味だけでない深みのある人物像に映る。
 
座席番号により抽選、色々なプレゼントがあった。
仲入りの際、発表された。
アンケートを提出すると、こちらも抽選にて賞品が当たる。
色々とお楽しみの多い会だ。