『あがき』

名びら

 
『第42回 あがき』に行く。
 
呂竹さんは「牛ほめ」。
まくらで、歌之助さんに関して誉めるような貶すような事を言って、誉めるのは難しいと噺の本題へ。
このあたりは上手くなったと感じられるポイント。
 
歌之助さんの一席目は「宗論」。
いつも思う妙な噺。
歌之助さんはこの噺を教会で演じたことがあるという。
 
まん我さんは「ちりとてちん」。
竹の様子が妙に可笑しい。
 
歌之助さんの二席目は「質屋蔵」。
丁稚の、こまっしゃくれているのと抜けているのと、両方が同時に存在する可笑しさ。
熊さんの泥棒に留まらない狼藉ぶり。
天神さんの表情。
色々と見所聞き所がある。