『生喬の繁昌亭でまるかじり』

　
『第1回 生喬の繁昌亭でまるかじり』に行く。
　
『生喬まるかじりの会』の繁昌亭編。
　
最初に登場したのは生寿さん。
演目は「つる」。
なんとなく緊張の様子。
『たまクラブ』ではのびのびと演じられていたのだけれど。
　
まん我さんは「ちりとてちん」。
紅潮するお顔が、噺とリンクしているよう。
　
生喬さんの一席目は「蛸芝居」。
秀逸。
特に一連の蛸の描写が。
舞台が大きい分、動きがダイナミック。
　
花丸さんは「電話の散財」。
生喬さんによるリクエストに応えて。
今回、時事ネタを織り込んでおられた。
　
生喬さんの二席目は「鴻池の犬」。
野良犬の素性がわかった後の、二匹の態度が変わる様が可笑しい。
　
今後も、『繁昌亭でまるかじり』は年に一度のペースで開催される予定だそうだ。
　

• 笑福亭生寿　　　　「つる」
• 桂まん我　　　　　　「ちりとてちん」
• 笑福亭生喬　　　　「蛸芝居」
• 林家花丸 　　　　　「電話の散財」
• 笑福亭生喬　　　　「鴻池の犬」