『月なみ九雀の日』

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『第62回 月なみ九雀の日』に行く。
 
岡町へ。
阪急の岡町駅に到着。
コンビニに寄ると、店内で由瓶さんをお見かけする。
お手伝いに来られたのだろうか?
それにしては荷物が多いようだけれど。
 
最初に九雀さんからのご挨拶。
今回、本人から出演交渉があり、由瓶さんが飛び入り参加との事。
 
最初は、鉄瓶さんの「田楽喰い」。
酒瓶を割った場所の件はなく、すっくりと酒にありつく。
兄貴の「(奥の座敷)使ぉたらええがな」の口調が、何故か鶴瓶さん風。
 
続いては由瓶さん。
演目は「狸さい」。
今回は、子狸なので夜は眠くなる型。
以前聴いたときは天神さんオチであった。
九雀さんに色々と教わっているのだろうか。
 
お次は南半球さんの「武林唯七 粗忽の使者」。
お召し物は、ジオンの五つ紋の着物に、こちらも腰板にジオンの紋章をあしらった袴姿。
色の取り合わせはザクのノーマルカラー。
講談の前、アルバイトの話。
工事現場で、先輩が鉄の塊を投げつけてきた。
ヘルメットが無かったら即死だった、ってガンダムネタなギャグ。
 
九雀さんは「不動坊」。
金貸しである利吉が、お滝さんを即日で同居を望むのは、日割り計算の家賃を節約するため。
いかにも、算盤高い利吉らしい理由付けだ。
 
九雀さんと由瓶さんは、来年四月に繁昌亭で落語会をするとの事。
九雀さんと由瓶さんが、それぞれ好きな東京の噺家さんをお一人選んでゲストに迎える趣向。
その会のタイトルを決めかねているので、五つの候補からアンケート。
『江戸っ子のしょうたい』『上方の正体と江戸の招待』『大坂と江戸のしょうたい』『単身大阪出張』『江戸っ子だってね!』の五つの案から、本日のお客さんの投票を募った。
さて、どれになるのだろうか。