『スイーツ寄席』

本日の繁昌亭

 
『スイーツ寄席 ろくろく坊'S編 VOL.2』に行く。
 
前回は、お能の味方玄さんを迎えて堀江で開催。
今回は会場を繁昌亭に、長唄とコラボレーション。
 
本日はお客さんの雰囲気が普段とかなり違う。
和装でいらっしゃる方が多い。
長唄関係の方が結構おられる。
 
お手伝いにこられていた、某若手噺家さん。
楽屋の様子や空気も違うようで。
「もう、家に帰りたい」と思ったとか思わなかったとか。
 
最初はお三人さんによるトーク
芸名の由来などが話題にあがる。
杵屋さんのお二人の名づけかたがしっかりしているのに対し、吉坊さんのそれはあっさりしていたという。
杵屋さんの場合、門下の方々が同席し、師匠から名前をいただいたそうだ。
吉坊さんは、そんな式次第のような物もなかったし、弟弟子の佐ん吉さんの方がかっちりしていたり...。
 
二乗さんは「普請ほめ」。
まくらで、ご自分の名前の由来を。
京都の二条に住んでいたから、・・・って本当に?
 
吉坊さんの一席目は「鷺とり」。
主人公の男のお気楽な感じが楽しい。
俄は無し。
 
長唄は「都風流」。
唄は杵屋禄丈さん、杵屋喜太郎さん、杵屋禄青さん。
三味線が、杵屋禄山さんと杵屋宣秀さん。
 
仲入りの後、長唄
「蜘蛛拍子舞」。
唄は杵屋禄丈さん、杵屋喜太郎さん、今藤小希郎さん。
三味線は杵屋禄山さん、杵屋宣三さん、杵屋宣秀さん。
 
吉坊さんの二席目は「質屋蔵」。
丁稚のちゃっかりした様子、可笑しい。
熊五郎の態度が変わるあたりも面白い。
 
高座返し役は、杵屋禄青さんが担当されていた。
 

  • 吉坊 禄山 禄丈      3人トーク
  • 桂二乗            「普請ほめ」
  • 桂吉坊            「鷺とり」
  • 杵屋禄丈 他        「都風流」
  • 杵屋禄丈 他        「蜘蛛拍子舞」
  • 桂吉坊            「質屋蔵」