『まるまる出丸の会』

東梅田教会のツリー

 
『第99回 まるまる出丸の会』に行く。
 
東梅田教会へ行く前に、繁昌亭に寄った。
2月2日の、『笑福亭福笑一門会』のチケットを購入するため。
入場開始を待つお客さんが長い列を作っていた。
 
前回は浮気してしまった、『まるまる出丸の会』に行ってみた。
ややお客さんが多目。
先に用意した席では足らず、椅子を追加。
繁昌亭を訪れ、入れなかった方が何人かこちらの会へ来られているようだ。
そういえば、以前、繁昌亭が一杯なので、お客さんを『まるまる出丸の会』へ紹介しても良いかの打診があったのを思い出した。
その時は、実際にこの会に来られた方はいなかったのだけれど。
そんな、今日のお客さんの中には東京からいらした方もおられた。
 
ちょうばさんは「おごろもち盗人」。
盗人の妙な可愛らしさが可笑しさを誘う。
「ちゅんまちぇん」と謝る様子が、生来の気の弱さを現すようだ。
まくらで、正月の関西テレビの特番『新春・とっておき米朝一座』収録の際の話。
ざこば一門による和太鼓の演奏があるそうだ。
それぞれ忙しいので、一緒に練習する時間がなかなかとれない。
なので、それぞれ別個に練習しておいて、集まることができるときに合同で演奏の稽古をする事に。
 
出丸さんは「阿弥陀池」。
まくらで、出丸さんが"稽古しない理由"を。
ざこばさんや枝雀師匠に、ただ稽古して覚えるだけでは、なぞるだけになってしまうから、だそうだ。
 
宗助さんは「蔵丁稚」。
丁稚の定吉が可愛らしい。
今回は、「おごろもち盗人」をひいて、「ちゅんまちぇん」の台詞を織り込む。
 
出丸さんの二席目は「不動坊」。
出丸さんも「ちゅんまちぇん」を噺に取り込んでギャグに。
これだから、生の落語会は止められない。
 
最後に抽選会。
今回は、バッグや袋物が多目。
ABCラジオ『歌謡大全集』のタオルと、『新春・とっておき米朝一座』の台本が目玉賞品であった。