『たまのフレンドリー寄席β』
『たまのフレンドリー寄席β』に行く。
ドラマ『ちりとてちん』の効果は凄いものがある。
今日も、繁昌亭に初めて来られたという方がおられた。
それも、広島からいらっしゃったそうだ。
『たまのフレンドリー寄席β』と『桂吉弥のよるのお仕事です』を続けてご覧になるそうだ。
楽しい一時でありましたように、と願う。
繁昌亭でのたまさんの落語会も今日を含めてあと二回。
なんでも、繁昌亭での落語会は、誰でも楽しめるような充実したものを中心とする、という方針が出来たらしい。
というわけで、若手の会や、実験的な会は催しにくくなるようで。
どうなのだろう。
そういった場も含めての繁昌亭であっても良いと思うのだが。
他の会場での会が、そいういった形式を担うようになるのだろうか。
さて、本日の会。
ほぼ一杯な感じの客入り。
団体で来られている方々も。
まずは、広島出身のさん都さん。
演目は「強情灸」。
混雑した電車にさん都さんと乗り合わせた、酔っぱらいのおじさんと、(籠に入れた)犬を連れたおばさんの話をまくらに。
「強情灸」は、以前聴いたときより工夫がふえていた。
楽しい。
たまさんの一席目は「山寺飄吉」。
疾走感のある展開。
師匠譲りだなぁと感じる。
ゲストのこごろうさんは「茶の湯」。
裏千家・表千家のあたりは何度聴いても可笑しい。
噺を通じて漂う、とぼけた雰囲気がなんともいえない。
たまさんの二席目は「不動坊」。
ゆうさんに振り回される徳さんが、気の毒ながらも可笑しい。
中入り後、たまさんの三席目「芝浜」。
東京落語「芝浜」の、たまアレンジ。
おかみさんの行動、あれやこれやがぐっと来る。
2月3日の『桂歌之助独演会』のチケットを購入。
去年の1月・2月頃は歌之助さんの襲名興業がおこまわれていたなぁ。
今日は都合によりレイトショーの『桂吉弥のよるのお仕事です』へはお邪魔できず。
悔しいので(?)、『ビギナーズラック』のチラシを貼っておこうっと。