『育っちゃったらくご』

読売テレビ前

 
『第9回 育っちゃったらくご』に行く。
 
流石というか何というか、『育っちゃったらくご』も繁昌亭で開催されると、半数強のお客さんが『育っちゃったらくご』は初めてという構成。
 
三金さんは「神様の御臨終」。
久しぶりに聴く。
噺の設定は、2000年暮れ2001年にかけて。
噺中に織り込まれる近未来の予言は、今現在の時事ネタ。
なので、その部分は以前に聴いたときとは違う。
 
たまさんは「矢橋船」。
古典の噺。
色問答のあたりの演出が変えてあった。
「やりますぅー」や「置いといてのジェスチャー」が無くなっていた。
個人的には、以前の型が好きなのだけれど。
 
遊方さんは「憧れのひとり暮らし」。
ボケまくりな珍妙物件の数々が可笑しい。
 
三風さんは「ロボG」。
元は師匠の作品。
 
南湖さんは「あやめ一代記」。
あやめさんの半生を虚実交え面白可笑しく講談に。
思わせぶりな前振りには全く触れずに講談を終えるあたりは、まさしく講談師?
 
あやめさんは「猫の忠信」。
米朝一門で聴くのとは少し違う型。
おとわさんに焚き付けに行くのは、次郎貴と六さんが一緒であったり。
 
本日のお茶子さんは、ダイアン吉日ことダイアン・オレット嬢。
天満宮での十日戎のお手伝いに来られていたダイアンさんに、あやめさんがお茶子役を依頼されたそうだ。
 
今回も、アンケートから次回の『できちゃったらくご』の招待券がプレゼントされた。
三風さんの『桂三風独演会 夢の轍夢の轍〜初笑い!大爆笑・歌声喫茶〜』のチケットも五枚プレゼントに。