『桂歌之助独演会』

フクイラプトル

 
桂歌之助独演会 天狗の鼻折れ』に行く。
 
会の前に、若狭路横町へ寄る。
つきたての餅を振る舞っていただいた。
何品かお土産を購入。
最終日の終了間近のため、売り切れていた品物も幾つかあった。
若狭路横町で司会をされていた方が、後で、繁昌亭に来ておられた。
挨拶のためだろうか?
 
さて、
 
「第一回繁昌亭大賞輝き賞」「平成十九年度(第62回)文化庁芸術祭賞新人賞」「平成19年度咲くやこの花賞」の三つの受賞を記念しての落語会。
繁昌亭は本日も盛況。
 
ひろばさんは「兵庫船」。
なぞかけまで。
ひろばさんは4日からインドへ一人旅に行かれるそうだ。
自身のブログにて経過報告されるらしい。
 
歌之助さんの一席目は「書割盗人」。
文化庁芸術祭賞新人賞の授賞式のお話をまくらに。
文化庁って案外予算が少ないのね。
健全なお役所なのかも。
 
続いては元祖お囃子カントリーぐんきちのお三人のぷちミニライブ。
まずは「竹雀」。
皿回しをしながら、笛とバイオリンを曲弾きをしたりして。
しん吉さんは、ティーポットの中にに水を注いで笛に仕立てる。
ポットの傾きを変えて音階を変化させる。
郡時さんは、雪平鍋に団扇を貼り付けて弦を張り簡易弦楽器に。
「鳩(ハトポッポ)」と「桃太郎」を変わった楽器で演奏。
通常の演奏は「安宅の松」。落語では「蛸芝居」でお馴染みの曲。
最後のナンバーは「天狗のブルース」。
歌詞は歌之助さんに因んだ替え歌であった。
 
歌之助さんの二席目は「はてなの茶碗」。
くるくる変わる表情が面白い。
 
仲入りの後、三席目。
演目は「くっしゃみ講釈」。
後藤一山が「七手組の面々」と読むべきところを、何故か「七転八倒」と言ってしまった。
その間違いも、後の台詞でギャグにしてフォロー。
大きな笑いに繋げる。
 
楽しい会であった。
 

  • 桂ひろば                「兵庫船」
  • 桂歌之助               「書割盗人」
  • 元祖お囃子カントリーぐんきち  ぷちミニライブ
  • 桂歌之助               はてなの茶碗
  • 桂歌之助               「くっしゃみ講釈」

 
繁昌亭のロビーには、受賞の各楯も展示されていた。