『できちゃったらくご!』

 
『できちゃったらくご!』に行く。
 
続いて、レイトショーの『できちゃったらくご!』にもお邪魔する。
 
最初に遊方さんが登場。
本日は司会役で、落語の席は無い。
プレッシャーが無いためか、どことなくハイで、他のメンバーにプレッシャーかけまくり。
他のメンバーも舞台に集合、順番を決めるジャンケン大会。
勝ち抜けの順に、あやめさんが四番目を選び、南湖さんが三番目、たまさんが二番目、三金さんが一番目をとそれぞれ選択、三風さんは自動的に五番目のトリに。
 
三金さんの新作はデブねた。
相撲取りが、勝ち星の縁起を担ぐ意味で、弟弟子から進められる数々の食べ物(それも皆八人前)を食べ尽くすという噺。
食べる仕種がもっと念入りであっても良かったかも。
 
たまさんは現代の陰陽師の噺。
会社の出世争いで、相手の妨害のために雇われた、陰陽師の子孫たちの珍妙な術合戦。
「変身」の演出が楽しい。
 
南湖さんは西部劇講談。
本題のまえに言及のあった、マカロニウエスタン的な世界。
無茶苦茶さが楽しい。
 
あやめさんはファンタジックな噺。
大阪府の交野が舞台。
題材が七夕なので、夏場に聴くともっと良いだろう。
 
三風さんは、星をみるのが趣味の旦那さんと、その奥さんと子供の噺。
最初、七夕に関する部分があった。
あやめさんと、ちょっと被った。
後の出番の不利さが出たか。
 
五席終わって、全員舞台に。
ちょっとしたトークと、アンケートからの抽選による招待券のプレゼントも。
 
本日の新作は、「星」が共通のテーマ。
相撲の勝ち星、陰陽師の五芒星、シェリフのバッジ、七夕の織り姫と彦星、天体観測がそれぞれ噺に織り込まれていた。
同じテーマでも色々な発想がなされることに感心する。
 

 
繁昌亭の帰りに玉造筋を通る。
どこからか梅の香りが漂ってきた。
お土産にもらった梅の枝からではないようだ。
その場所は森下仁丹株式会社の近くだった。
ひょっとしてアレの匂い?