『天神寄席』

「天神寄席」のお土産

 
『繁昌亭夜席 〜天神寄席〜』に行く。
 
恒例の『天神寄席』。
本日はやや少なめの入り。
一階席全部と、それに加え二階席が少々の程度。
 
まずはしん吉さんの「犬の目」。
いつものしん吉さんの「犬の目」のそれではなく、オーソドックスなオチ。
 
三風さんは新作の「三年一組同窓会」。
客席参加型。
本題に入る前に、乾杯の仕種と唱和の練習を。
 
梅團治さんは「佐々木裁き」。
子供達の悪い遊びがもう一種類多い。
しん吉さんと梅團治さんを繁昌亭で観ると、『「鉄」の世界』を思い出す。
 
仲入りの後、対談。
梅干しの紀州五代梅本舗・東農園(あずまのうえん)の社長東善彦(ひがしよしひこ)氏がゲスト。
ホストは三風さん。
大阪天満宮で栽培する梅の木から収穫された梅の実で梅干しを造り、その梅干しは参拝客などに振る舞われているという。
それも二十年以上前から。
また、東農園の梅園に大阪天満宮の御神園が設けられていて、そこから収穫された梅で「幸うめ」も造られているそうな。
本日の来場者に、梅干しと梅の枝をお土産として提供していただけるとの事。
退場時に頂いた。
しそ漬梅やこんぶ梅などテトラパック入りの梅干しが五個。
そして化粧箱入りの梅干し(一個入り)。
調べてみたら、テトラパックの梅干しは売価が一つ105円。
化粧箱入りの「紀州五代梅の心」が420円するという代物。
こいつは豪気だ。
 
福笑さんは「千早ふる」。
まくらで、前の対談時に私の心にも引っかかった事柄を指摘された。
会社が「あずまのうえん」で、社長さんの名前が「ひがしよしひこ」であるのはどうしてか?
なんで、三風さんがその事に触れなかったのかと。
対談は既に終わったので、疑問は謎のままに。
落語は、天満宮に因んだ落語として、菅原道真公にふれた件のある「千早ふる」を。
福笑さんらしい爆笑編であった。
 

  • 桂しん吉        「犬の目」
  • 桂三風         「三年一組同窓会」
  • 桂梅團治        「佐々木裁き」
  • 三風 東善彦      対談
  • 笑福亭福笑      「千早ふる」