『桂文我上方落語選 〜大阪編〜』
『第43回 桂文我上方落語選 〜大阪編〜』に行く。
前回は一階の和室であったが、今回は二階にて開催。
今回は特に珍品揃い。
雀五郎さんは「手水廻し」。
長〜い頭を見て、視点の定まらない大坂の旦那の様子が楽しい。
文我さんの一席目は「絵手紙」。
小咄を膨らませたもの。
米平さんは立体紙芝居。
「雪の女王」はアンデルセン童話から。
リクエストにより作ったそうだ。
文我さんの二席目は「お貞の話」。
小泉八雲原作。
仲入りの後は「落語ゼミナール」。
文我さんのコレクションを紹介。
以前、立て替え前の太融寺でも披露された、春團治の落語煎餅の缶(の蓋)を最初に。
先に米平さんが手に入れ、それからすぐに文我さんも入手されたそうだ。
客席にも回され、閲覧。
春團治らのSPレコードも紹介。
初代快楽亭ブラックの父が発行した、新聞「日新真事誌」や探偵小説の「車中の毒針」も。
それぞれ客席に回覧された。
落語ゼミナールが終わって、文我さんが着替えるまでの間、舞台に米平さんが残り、米平さんが春團治の落語煎餅レコードを手に入れた経緯を話された。
文我さんの三席目は「網船」。
思惑通りいかない様が可笑しい。