『ミナミ八日寄席』
『第1回 ミナミ八日寄席』に行く。
新しく始まった米朝一門の落語会。
客入りはそれほどでもなかった。
まずは吉の丞さん。
演目は「七度狐」。
多少荒削りだが、勢いがある。
『ミナミ八日寄席』の紹介が新聞記事になり、その写真に吉の丞さんが大きくうつっていたとの話をまくらで。
ひろばさんは「道具屋」。
へまを繰り返す古道具屋の男を、見物がとりまく演出が目新しい。
雛人形では、(c)佐ん吉なギャグも。
より練り込まれることを期待。
歌之助さんは「軒付け」。
各登場人物のリアクションの、ポーズや表情が楽しい。
中入りの後、しん吉さん。
演目は「遊山船」。
現在では解りにくい表現といういうことで、噺の中で「イーコンコン」の説明を混ぜ込みながら。
トリは団朝さん。
演目は「幸助餅」。
良い意味で、芝居がかっている。
花丸さんのとは少し違う人物構成。
次回の『ミナミ八日寄席』は九月八日開催。
吉弥さんが出演されるので混むかも。
