『徳本寺スペシャル』

住吉駅

 
『徳本寺スペシャル2008「徳本寺的総天然色のココロだ!!〜落語もするかも?〜」』に行く。
 
二年ぶりに徳本寺へ。
 
最初は佐ん吉さん。
演目は「道具屋」。
佐ん吉さんの「道具屋」は面白い。
ちょっと噛んだ箇所では、楽屋からも笑いが聞こえてきた。
 
佐ん吉さんの後、思いっきり長い出囃子。
客席を増やす作業の為だった。
 
お次はしん吉さんで「鶴満寺」。
とぼけた寺男が良い感じ。
吉朝師匠の着物の形見分けの際のエピソードをまくらで。
上の者は、既に、師匠から何かと貰ったりしている。
だから、一番下の吉の丞から好きな品物を選ばせると良い、との発言をあさ吉さんがしたそう。
 
よね吉さんは「遊山船」。
よね吉さんも、あさ吉さんの面白エピソードをまくらで。
 
あさ吉さんは「世帯念仏」。
仲入りの後の趣向は、誰も臭わせるだけで何をやるかは言っていなかったのだが、あさ吉さんがバラしてしまった。
皆が言うように天然キャラなのだろうか。
 
仲入りに入って、おつまみと、ビールやジュースが配られた。
スクリーンの設置と、雨戸を締めて外の光が入らないようにしていた。
錦影絵の用意だ。
 
今回、吉坊さんは司会役。
よね吉さんと吉の丞さん、あさ吉さんと佐ん吉さん、吉弥さんとしん吉さん、それぞれ二人一組になって三題の影絵を演じる。
本来、錦影絵は昔から伝わる台本で演じるのだが、今回は、それぞれが適当に選んだ種板と、どの組も共通して使う数枚の種板で、オリジナルなストーリーをするというもの。