『桂さん都勉強会 〜さん都物語〜』

軽井沢荘2階・軽井沢亭

 
『第二回 桂さん都勉強会 〜さん都物語〜』に行く。
 
さん都さんの勉強会。
二回目の『さん都物語』。
前回はパンフにまで気が回らなかったが、今回はしっかりと配布された。
出演は、さん都さん、都んぼさん、とま都さん。
兄弟会のよう。
 
最初はとま都さん。
簡単なまくらを語る。
演目は「煮売屋」。
張扇と小拍子で見台を叩きながら演じる。
 
さん都さんの一席目は「子ほめ」。
まくらでのお話。
あさ吉さんが言っていたという、「都丸一門は身長制限があるの?」。
兄弟弟子三人の体つきが似通っていることをそう評したそう。
携帯電話のキャリアも同じそうだ。
 
都んぼさんは新作落語の「雨宿り」。
さん都さんの内弟子修行時代の失敗談をまくらに。
さん都さんが師匠の奥さんを怒らせてしまったエピソードを話された。
失敗・間違いは色々とあったようで、とま都さんが考えてみればごく当たり前の応答をしただけで、良くできる弟子と師匠の奥さんが感じてしまう程。
 
さん都さんの二席目は「向う付け」。
この会のチラシを結構撒いたのだけれど、問い合わせの電話が四通しか来なかったそう。
客入りが心配だったが、かなりお客さんが来たので安心したようだ。
 
仲入りの後、三席目。
米二さんに稽古を付けて貰った際のお話をまくらで。
ある時、それぞれ教わる噺は別だが、ひろばさんと二乗さんと合同で米二さんに稽古を付けて貰った日があったそう。
ひろばさんがふとした言葉で米二さんを怒らせてしまったという。
さん都さんは笑いをこらえるのに困ったそう。
 
さん都さんの、まくらや最後の御挨拶の途中、楽屋の都んぼさんから拍子木などで突っ込みが入った。
なんとはなしに、仲の良さが伺える。