『育っちゃった祭りザンショ!』

『育っちゃった祭りザンショ!』

 
『育っちゃった祭りザンショ!』に行く。
 
今日も読売テレビのクルーが繁昌亭に。
あやめさんの高座を収録するようだ。
開演前の客席の様子も撮影していた。
 
昨日よりお客さんが多い。
演目を記載したチラシが足りなくなったのだろうか、繁昌亭のロビーに見本が貼り出されていた。
三金さんが舞台からお客さんに尋ねたところ、繁昌亭に初めて来られた方もかなりおられたよう。
 
二日目はスポーツ噺の特集。
 
トップバッターは三金さん。
演目は「デブーズ・ブータ・キャンプ」。
弟子達が、ダイエットしているのに危機感をいだいた親方が、逆に太るように仕向けるというお話。
まくらで、朝青龍の仕種を真似る。
そのためか、微妙に息が上がっている様子。
噺本編には、「ビリーズ・ブート・キャンプ」をもじった運動が。
その後も、息が上がっていた三金さんであった。
 
お茶子役でなごみちゃんが登場。
座布団をひっくり返し、名ビラをめくる。
お仕事の度に客席から拍手をもらったなごみちゃんであった。
 
あやめさんは「アタック・ナンバ・壱番」。
昔流行ったスポコン漫画風な内容。
試合場面ではレシーブなどの大きな動作も。
 
遊方さんは「パンチ!パンチ!パンチ!」。
ボクシングな「花筏」といった噺。
こちらも大きなモーション。
 
ゲストは彦いちさん。
大阪に来る新幹線が途中で止まってしまったそう。
それも二時間半も。
無事付いてなにより。
演目は「青畳の女」。
座布団を相手に舞台で柔道。
今日は皆動きが激しい。
 
中入りの後、バラエティコーナー。
今日の司会は三風さん。
彦いちさんをメインにサイコロトーク
六面の内容は、「名言(略してメイゲン)」「落語以外の仕事(ヨキョウ)」「上方の噺家(カミハナ)」「こんな所で一席(イッセキ)」「私のまわりの変人(ヘンジン)」「意外な顔」の六つの話題。
三風さんの指導で、お客さんと拍手や略称のコールの練習を。
 
最初に出たのは「上方の噺家」。
上方から見る、東京の噺家さんのイメージは、「角刈りで、普段から着物を着ていて、扇子で自分の頭をペシペシ叩く、etc.」というもの。
彦いちさんの、上方の噺家のイメージは、まずダミ声であるということ。
これは、福笑さんの印象からのようだ。
 
二つめの話題は「私のまわりの変人」。
川柳川柳さんの話題。
書けません。
 
三つ目は「名言」。
鈴々舎鈴之助の発した名言から。
南陵さんや染丸さん、八方さんなどの名言を。
 
続いて昨日評判の良かった「1位を当てちゃいけまテン」も。
林家木久扇」「土方歳三」「真田幸村」「安藤百福」「織田信長」「松下幸之助」「王貞治」「ヒトラー」「坂本龍馬」「手塚治虫」に彦いちさんが順位をつける。
南湖さん、三金さん、あやめさん、たまさん、遊方さんの順に選択。
一位が出ないまま二巡し、たまさんが二択でセーフを選び、遊方さんの負けとなった。
事前に敗者を予想したお客さんの中から、抽選で次回の『できちゃったらくご』のチケットがプレゼントされた。
 

  • 桂三金       「デブーズ・ブータ・キャンプ」
  • 桂あやめ     「アタック・ナンバ・壱番」
  • 月亭遊方     「パンチ!パンチ!パンチ!」
  • 林家彦いち    「青畳の女(ひと)」
  • バラエティコーナー