『ルフラン寄席』

しょっぱな漬

 
『ルフラン寄席 〜Vol.1〜』に行く。
 
新しく始まった会。
 
市川崑チックな、チラシのタイポグラフィは『新世紀エヴァンゲリオン』を意識した代物。
同じくチラシには、アニメのサブタイトルをもじったものも。
第一話「前座、襲来」、第二話「見知らぬ、小屋」、第三話「鳴らない、電話」、第四話「嫁、逃げ出した後」、第五話「初花。心のむこうに」となっている。
第一話が前座さん、第二話は初花さん、第三話・第四話が市楼さん、第五話が初花さんがそれぞれ担当。
 
初花さんが携えてこられた、お漬け物も売られていた。
 
始めに、初花さんと市楼さんによるトーク
どことなく雰囲気の似ているお二人。
この会に関する事などを説明。サービス、サービス。
 
鶴瓶門下の第十三使徒、瓶成さんがゲスト。
演目は「いらちの愛宕詣り」。
 
初花さんの一席目。
初花さんにとっては初めての会場ということで「見知らぬ、小屋」であるそう。
初花さんは鯉朝さんと一緒に、池田にある落語みゅーじあむに行かれたそう。
そこで、係員の方に、「池田の猪買い」や「池田の牛ほめ」などの噺の説明を受けたそう。
どうも、係員の方には、お二人が本職の噺家さんであることが解らなかったよう。
今回、東京落語の「牛ほめ」を。
与太郎が主人公。
 
市楼さんの一席目。
演目は「青空散髪」。
「鳴らない、電話」の電話は仕事の依頼の事。
仕事が来ないと行き着くところは・・・、ということで噺に繋げる。
 
中入りを挟んで市楼さんの二席目。
演目は「看板の一」。
親父っさんが江戸っ子。
落語会の打ち上げ資金を掛ける者が出てきたり。
 
初花さんの二席目は「竹の水仙」。
左甚五郎が上方の者と彫り物勝負をする件、上方弁のシーン有り。
侍の言葉遣いが、らしくないのがかなりの違和感。
 

  • 初花 市楼       御挨拶
  • 笑福亭瓶成      「いらちの愛宕詣り」
  • 柳家初花       「牛ほめ」
  • 林家市楼       「青空散髪」
  • 林家市楼       「看板の一」
  • 柳家初花       「竹の水仙

 
帰りに、デイリーカナートイズミヤ細工谷店に寄った。