『麓鳴舘寄席』

『麓鳴舘寄席』

 
『第3回 麓鳴舘寄席』に行く。
 
麓鳴舘に到着すると、さん都さんと石松さんが荷物を携えて何処かへ移動するところに遭遇。
借りているカラオケボックスへ向かう御様子。
楽屋にしているとの事。
 
まずはさん都さん。
演目は「初天神」。
現在、米二さんに教わっている最中だそう。
明日も稽古に行く予定だとか。
仕上がっているわけではないが、途中までで切る型で高座にかける許可は得ているそう。
さん都さんの師匠である都丸さんと同期の、雀々さん、米二さん。
一緒に『とにいじゃっくの会』もされていた三人だが、稽古の付け方がそれぞれ違うとの事。
米二さんは米朝師匠の流れをくむ三遍稽古が流儀。
覚えられなければ、何度も何度も繰り返して手本を演じてくれる雀々さん。
やり方は色々違うそう。
初天神」は途中までだが、まくらをたっぷり話したので、四十分を越えるくらいの高座であった。
 
石松さんは「崇徳院」。
以前より聴きやすくなっている。
終盤はやや勢いが落ちた感じ。
 
さん都さんの二席目は「向う付け」。
主人公の男のとぼけた感じが、さん都さんのニンに合っている。