『月なみ九雀の日』
『第75回 月なみ九雀の日』に行く。
最初は雅さん。
演目は「田楽喰い」。
おでん(関東煮)の話題から噺に。
金看板銀看板のあたりのない、やや短めの版。
露の雅さんと露の眞さん、お二人に稽古をつけているという九雀さん。
師匠の都さんからは、それぞれ別の噺を教えてほしいとのリクエストがあったそう。
一門会をする際に、別のネタを持っているほうが都合がいいからだとの事。
次回の『月なみ九雀の会』には、眞さんが出演予定。
九雀さんの一席目は「狸のさいころ」。
このネタを覚えてもらう眞さんに、楽屋から実演を見てもらえるようにとのネタの選択。
雀五郎さんの番。
口あけが、えー只今から、と前座さんのような出だしの雀五郎さん。
この会では、いつも一番最初の出番ばかりであったからの言い間違い?
九雀さんの二席目は「くっしゃみ講釈」。
二銭を握りしめて八百屋へ向かう男の様子が可愛らしい。