『雀のおやど2009 ゴールデン落語会』

『雀のおやど2009 ゴールデン落語会』

 
『雀のおやど2009 ゴールデン落語会 中日』に行く。
 
今日も雀のおやどへ。
開演前、一階にて時間待ち。
本日は饅頭を頂いた。
 
最初はさん都さん。
演目は「みかん屋」。
"仏門に入る"という意味の言い回しが現在では分かりづらいからだろうか、みかん屋が紙を取りに行く件は違うくすぐりで。
かなり汗をかいていたさん都さんであった。
 
文華さんは「寄合酒」。
持ち時間の関係か、少しばかり端折った展開。
酒を手に入れる件など、ほんの一場面だけだが。
カズノコのところを鰹節と言ってしまうが、上手にリカバリ
 
お次は染二さん。
襦袢を忘れてしまったという染二さん。
さん都さんに借りようかと思ったが、汗でぐずぐずだったのでやめた、と一ネタ。
結局、替わりを手に入れやすい雀三郎さんから借りたそう。
演目は「湯屋番」。
若旦那がパワフル。
勘当をくらった身にもかかわらず、まったくめげていない明るさに感じ入る。
 
雀三郎さんは「胴乱の幸助」。
相対喧嘩を企んだ二人組。
頼りない方の男が、喧嘩の理由を聞かれて答える喧嘩の次第が大変可笑しい。
順番がむちゃくちゃで笑いを誘うのは当然だが、棒で突くあたりが特に良い。
幸助の勘違いを聞いた京都の人が、どちらも同じような反応を返すのが面白い。