『ゆうへい落語会』

今日の繁昌亭

 
『ゆうへい落語会 〜2〜』に行く。
 
インフルエンザの影響か、結構キャンセルされた予約があったよう。
 
最初に二乗さん。
演目は「ろくろ首」。
まくらからデジャヴな感じ。
 
由瓶さんの一席目はネタおろし。
演目は「阿弥陀池」。
こごろうさんの型か。
和光寺の盗人がピストルを持って忍び込んだあたりで、絶句。
その後は無事に進む。
 
染弥さんは「おごろもち盗人」。
林家な「おごろもち盗人」に、工夫を加えて。
 
由瓶さんの二席目は自作の噺。
自身の出身地である丹波は、新潟市に比べても遜色のない都会だと主張。
「田舎者」という言葉に何か思うところがあるようで。
「天満奇談」は、子供の頃の思い出を元にした、由瓶版私落語。
自作なので、受けなければ短く、受けがよければ長くと、自在に出来る噺だと仰る由瓶さん。
 
仲入りの後、鶴二さん。
演目は「竹の水仙」。
とある地方での落語会、鶴二さんと由瓶さんは一緒に出演していたそう。
一人のお客さんのマナーの悪い行動に、きれた由瓶さんが発した言葉が「これだから田舎者は・・・」というものだったと。
「田舎者」に対してやはり特別な感情がありそうだと鶴二さんの分析。
 
由瓶さんの三席目は「試し酒」。
噺の中にある旦那さんの台詞、「田舎者で〜〜」に会場が反応。
狙わずしてかギャグが一つ増えたようであった。
 

  • 桂二乗       「ろくろ首」
  • 笑福亭由瓶    阿弥陀池
  • 林家染弥      「おごろもち盗人」
  • 笑福亭由瓶    「天満奇談」
  • 笑福亭鶴二    「竹の水仙
  • 笑福亭由瓶    「試し酒」