『二乗上々の会』

『二乗上々の会』

 
『第5回 二乗上々の会』に行く。
 
雀のおやどへ。
二乗さん、誕生日が翌日に控えての会とあって、プレゼントを持ってこられたお客さんも何人かおられた。
 
最初はとま都さん。
二乗さんは後輩にやさしいと。
とま都さんにも、しょっちゅう心遣いをしてくれるという。
ちゃんと食べているか、という食事の心配ばかりなので、そんな風に見えているのだろうかととま都さん。
演目は「米揚げ笊」。
上手くなったと感じる。
 
二乗さんの一席目。
登場しての二乗さんの持ちネタ、「今世紀最大の・・・」までで省略。
よく知っているお客さんばかりなので。
失敗の話をまくらで。
この会も、26日にする予定で他の演者さんに出演交渉もした後、師匠の米二さんに連絡。
師匠から、その日は米二さんの会がある日だと指摘され開催日を変更したそう。
演目は「阿弥陀池」。
二乗さんなりの工夫が加えられている。
 
ゲストは雀五郎さん。
二乗さんからの仕事の依頼の話をまくらで。
26日のオファーを承諾した雀五郎さん。
その後、二乗さんから、会の日を25日に変えたのでその日は大丈夫かと問い合わせ。
25日で快諾したものの、またしても28日に変更。
それでもスケジュールが大丈夫な雀五郎さん、かえって失礼だと。
演目は「佐々木裁き」。
噺の中で、所の説明の部分で「米揚げ笊」をひいて、そのさらに北と言及。
 
二乗さんの二席目は「短命」。
ネタおろし。
吉弥さんに習ったか。
まだちょっと照れるところのある様子。
 

  • 桂とま都      「米揚げ笊」
  • 桂二乗       阿弥陀池
  • 桂雀五郎      「佐々木裁き」
  • 桂二乗       「短命」