『タユタウまん坊 大阪記』
『タユタウまん坊 大阪記 〜吉坊・まん我 ふたり会〜』に行く。
会場は朝陽会館。
天神さんの正門近くにある会館。
能をはじめ色々なお稽古にも使われている。
能舞台に設置された高座。
もともとフロアがそういう形なので、落語会では珍しい、横側からも鑑賞できる客席の配置。
沢山のお客さんが詰め掛ける。
最初は吉坊さんとまん我さんのご挨拶。
この会を始めることになったいきさつなどを話された。
最初は佐ん吉さん。
下手横方向にもお客さんがいらっしゃるので、上下をどこまでふったらいいのか迷うと、まくらで。
演目は「田楽喰い」。
登場人物の描き分け方に一工夫有り。
吉坊さんの一席目は「蛇含草」。
主人公の男の、満腹になった状態の声の感じが楽しい。
まん我さんの一席目は「野崎詣り」。
喜六のボケっぷりが可笑しい。
まん我さんの二席目。
演目は「皿屋敷」。
皿屋敷の由来を話す親父さんが、いやみな人物像ではない型。
吉坊さんの二席目は「質屋芝居」。
芝居が細かい。
合いの手は米左さんであった。