『育っちゃったらくご!』
『育っちゃったらくご!』に行く。
繁昌亭へ。
入場時、三金さんにチケットをもぎってもらった。
三金さんの手に生々しい傷があってちょっとドッキリ。
普段の『育っちゃったらくご!』よりもお客さんの入りは多めな感じ。
福笑さん出演の効果だろう。
初っぱなに福笑さんが登場。
宝塚で福笑さんが出られていた会が終了したとの事。
そこでは二席の出番があった福笑さん。
一席はお客さんに満足してもらう噺をかけて、もう一席は実験的なネタに挑戦できたという。
新作などを試しにかける場所に困った福笑さん、『育っちゃったらくご!』にアプローチ。
今回、出演する事に。
演目は「喧嘩の仲裁」。
「胴乱の幸助」を思い出す。
お次は三金さん。
座布団に座るのがやや大変そう。
なんでも、繁昌亭に来る前に交通事故に遭ってしまったそう。
大したことでなかったようで、安心した。
マイケル・ジャクソンの無くなった日が、桂三金の命日になりかけた、と。
笑えないネタです。会場には三金さんのお母様もいらっしゃるのだから。
演目は「宗論」。
まくらで、陰と陽の話題。「宗論」の前にされることの多い話。
三金さんならでの、デブネタも陰陽で。
続いては南湖さん。
出囃子がマイケル・ジャクソンの曲であった。
皆既日食を観に奄美の方に行かれるという南湖さん。
早めに行って遅めに帰るというスケジュールだそう。
直前に到着しすぐに戻るという便は取れなかったようで。
演目は「ウエスタン」。
基本、西部劇なのだが所々に挟み込まれる和風な描写が可笑しい。
三風さんは「青菜」。
わりとオーソドックスな感じ。
本日は三風さんの誕生日。
あやめさんは「リメンバー吉本新喜劇」。
往年の新喜劇役者達が続々登場するネタ。
仲入りの後、たまさん。
演目は「伝説の組長」。
遊方さんは「ラジオドリームで恋をして」。
ベタといえばベタな展開なのだが、それが心地よい。
最後に、アンケート用紙から抽選してチケットのプレゼント、なのだが・・・。
会場のお客さんの半数くらいが、メンバーのトークの間に退場。
『できちゃったらくご!』についているお客さんとは違った所為か。