『生喬まるかじりの会』

『生喬まるかじりの会』

 
『第37回 生喬まるかじりの会』に行く。
 
後ろには、掛け軸仕立ての色紙が飾られていた。
生喬さんの筆によるもの。
題材は猫、「仔猫」に因んで。
 
生喬さんから。
演目は「日和違い」。
まくらでは、お天気に関する話題。
ご夫婦で五階百貨店のあたりでお買い物をしているときに、大雨。
洗濯物を干したまま出てきたので、奥さんもややブルー。
美章園の自宅に戻ったところ、あたりは雨の降った様子もなかったそう。
勿論、洗濯物も無事。
そう大した距離ではないのに、天気が違っていたそう。
 
お次は喬介さん。
開口一番、「ただいまより・・・」と開演の挨拶をしかける。
普段は一番目の出番が多い喬介さん、つい、うっかりと。
演目は「刻うどん」。
テンションがかなり高い。
 
竹林さんは「井戸の茶碗」。
紙屑屋への顔あらためは無し。
高木作左衛門が殿様へ茶碗を見せるのは、わざわざそのために藩に帰っておこなう。
 
生喬さんの二席目は「仔猫」。
お鍋に暇を出す話をなかなか切り出せない、番頭さんの様子が可笑しい。
 
最後に三人さんによる対談。
喬介さんの「刻うどん」に関して、喜六の声をアホの超音波声と評された。
 

  • 笑福亭生喬       「日和違い」
  • 笑福亭喬介       「刻うどん」
  • 笑福亭竹林       井戸の茶碗
  • 笑福亭生喬       「仔猫」
  • 生喬 竹林 喬介     鼎談「みんなでちょいしゃべり」