『新作集団DIMA(do it 物語アソシエーション)旗上げ公演』

本日の繁昌亭

 
『新作集団DIMA(do it 物語アソシエーション)旗上げ公演』に行く。
 
新しく始まった新作の会。
一回目の今日は、アニメを題材とした噺の特集。
 
本日は整理番号制。
開場時間になり、順にお客さんが入場。
昨日までの段階で、180番前後が購入できたよう。
当日でも結構な数のお客さんが来られたのだろう、補助席も用意された。
 
開演前、繁昌亭内に流れる音楽はポップな曲。
 
幕が上がって、スーツ姿の三若さんがマイクを手に登場。
三幸さんの紹介をし、三若さんは舞台を後に。
三若さんと交代に、同じくスーツ姿の三幸さんが登場。
三幸さんが、由瓶さんを紹介。
三幸さんと入れ替わりに由瓶さんが舞台に。
由瓶さんが染弥さんの紹介。
引っ込む由瓶さんと、出てくる染弥さん。
染弥さんは文鹿さんの紹介。
染弥さんと文鹿さんが入れ替わる。
文鹿さんが、ここで三若さんの紹介をした。
三幸さん以外の四人が揃ってご挨拶。
三幸さんはお召し替えの最中のためか。
 
三幸さんは「冬のゴルゴ」。
ゴルゴ13が主人公。
妙に所帯じみたデューク東郷。
 
由瓶さんは「侍ジャイアンツ2009」。
主人公は番場蛮の息子のバンバ・ババン。
キャッチャーも八幡太郎平の息子。
メジャー・リーグを舞台に、バンバ・ババンはイチローと対決する事に。
そこで繰り出される魔球が、寒い空気に包まれて滑ったときに出てくる悪い汗をボールに塗り、バットの真芯でとらえられず凡打にしてしまうというもの。
由瓶さんが似てない物まねを披露して、実際の会場の雰囲気そのものを噺に取り入れるという仕立て。
でも、それってスピットボールなのでは?
 
染弥さんは「冷静と情熱の一休さん」。
舞台は現代。主人公の蜷川さんは、新右衛門さんの子孫。
新右衛門さんへの恩をかえすために現れた一休さんの幽霊。
アニメでおなじみのトンチポーズも再現。
 
ここで仲入り。
 
文鹿さんは「早く人間になりたい」。
妖怪人間ベム』のベムが主人公。
客席と舞台の照明が暗くされ、文鹿さんにスポットライトが当てられる。
 
三若さんは「ドメスティックマスオさん」。
サザエさん』の番組が終了して十年、すっかり荒れてしまった磯野家を描く。
   

  • 桂三幸       「冬のゴルゴ」
  • 笑福亭由瓶    侍ジャイアンツ2009」
  • 林家染弥      「冷静と情熱の一休さん
  • 桂文鹿       「早く人間になりたい」
  • 桂三若       「ドメスティックマスオさん」