『服部寄席』

『服部寄席』

 
『第5回 服部寄席』に行く。
 
先に繁昌亭に寄り、『桂吉弥の新お仕事です。IN繁昌亭』のチケットを購入してから服部に向かう。
繁昌亭近くの喫茶店で、和女さんをお見かけする。
 
服部に少し早めに到着したので中華料理のお店に入って腹ごしらえ。
辺りをうろうろしたのけれど、色々なお店に、『服部寄席』のお知らせとチケットがそこでも買える旨の張り紙があった。
地域で応援している寄席という雰囲気がそこからも伝わってくる。
 
久しぶりに『服部寄席』にお邪魔する。
 
服部幼稚園の講堂の部分を会場に。
 
最初は喬若さん。
演目は「ちりとてちん」。
手ぬぐいを何枚も携えて高座へ。
長崎名産の"ちりとてちん"を開ける場面では、手ぬぐいを二重に畳み、一枚目の手ぬぐいを包装紙の表現として使う。
 
こごろうさんは「動物園」。
仕事を斡旋する処は無い。
主人公の男が、移動動物園のアルバイト募集に応募する形。
トラの着ぐるみを着込む処では、毛がファスナーに噛みこんだり色々と細かい。
主人公が、トラの動作を稽古する場面で、色々と試行錯誤する様子が楽しい。
 
遊方さんは「公園の幼児ん坊」。
奇妙な絵描き歌の変さが楽しい。
 
三風さんは「三年一組同窓会」。
客席参加型落語なので、お客さんといっしょにする"乾杯の動作"を噺に入る前に練習。
以前より、無茶な男の場面を少な目に、人情味のある表現を多めにしてあるよう。
 
三味線は和女さんであった。
 

  • 笑福亭喬若     ちりとてちん
  • 桂こごろう      「動物園」
  • 月亭遊方       「公園の幼児ん坊」
  • 桂三風        「三年一組同窓会」